車やバイクを購入する時に、多くの人が購入するお店と提携している金融機関を利用して分割で支払うローンを組んでいます。手続きもお店で出来て簡単ですが一般的に金利が高くなっています。
もっと低い金利で毎月の支払額を抑えたい人は、購入するお店でローンを組まずに「銀行のマイカーローン」の利用をおすすめします。
この記事では、銀行のマイカーローン(自動車ローン)について分かりやすく解説します。
マイカーローン(自動車ローン)とは
マイカーローン(自動車ローン)とは、車やバイクの購入費用を金融機関などから貸し付けてもらうことです。車やバイクの購入にはまとまった金額が必要となりますが、マイカーローンを利用することで分割して支払うことが出来ます。
車やバイクの購入費用を、購入者(あなた)に代わって金融機関などが購入店に一括で支払ってくれます。
購入者(あなた)は、金融機関などに貸し付けてもらった利息を含めた金額を分割して支払います。
銀行のマイカーローン(自動車ローン)をおすすめする理由
車やバイクを購入する時、お店が提携している金融機関を利用してローン(分割)で支払いをしている人が多いと思います。手続きも簡単で便利ですが、一般的に「銀行のマイカーローン」より金利が高く月々の支払額が多くなります。
「銀行のマイカーローン」は、お店が提携しているローン会社よりも低金利なので、月々の支払額を抑えることが出来ます。
支払額を比較
私が新車バイクを購入した時の実例で比較します。
支払総額¥500,000円。頭金なし。ボーナス払いなし。全額をローン(48回分割)支払い。
・金利/6%(年)
・毎月の支払額/11,742円
・支払総額/563,616円
・金利/2.975%(年)
・毎月の支払額/11,061円
・支払総額/530,928円
※1 お店によって金利が違います。
※2 三菱UFJ銀行のマイカーローン(2022年5月時点)の金利です。
50万円のローンを組んだ場合、お店でローンを組むと総額で32,688円多く支払うことになります。
毎月の支払額をシュミレーション
マイカーローンを組んだ時の毎月の返済額をシュミレーションしてみましょう。
三菱UFJ銀行のサイトですが、借入額や返済期間・金利を自由に入力して毎月の返済額が表示されます。
ID登録など不要で誰でも利用できるので、他の銀行でマイカーローンを検討している人も返済額試算の参考になると思います。
銀行のマイカーローン(自動車ローン)申込み方法
マイカーローン(自動車ローン)を申込むには2つの方法があります。
- 銀行の窓口で申込む
- インターネットで申込む
手続き内容や提出書類はどちらの方法で申込んでも同じですが、
インターネットで申込むと
必要な書類はスマホなどで画像を取り送信すればOKなので、店舗に一度も行かずにマイカーローンを組むことが出来ます。
じっくり説明を聞いてローンを申込むなら窓口で相談するのがおすすめです。
購入車種が決まる前でも申込める銀行もあり、購入車種が決まっていない方は事前審査承認後に自動車選びができます。
銀行のマイカーローン(自動車ローン)申込みの一般的な流れ
銀行のマイカーローン(自動車ローン)を、Webで申込む場合の流れを解説します。
窓口で申込む場合も流れは同じですが、必要書類などを銀行に持っていく必要があります。
銀行のWebサイトで、氏名・現住所・借入額・利用目的・年収など必要事項を入力。
事前審査は、各金融機関の審査基準に従って審査を行います。
「メール」「電話」「郵送」など、事前審査申込み時に希望した方法で事前審査結果の連絡があります。審査には1営業日~3営業日程度かかるのが一般的です。
必要書類をデジカメやスマートフォンで撮影し、その画像データをアップロードします。
※金融機関により提出書類は異なります。
- 運転免許証やパスポートなど本人確認書類
- 健康保険証など勤務先の勤続年数を確認できるもの
- 所得証明書類(源泉徴収票・住民税決定通知書・確定申告書など)
- 購入車両の見積書や契約書など資金使途が確認できる納入店発行の書類
本審査は、各金融機関の審査基準に従って審査を行います。
事前審査が承認されても本申込みに通らないことがあります。特に、事前審査申込みで記載した内容と本審査申込みで提出した書類の内容が異なると審査を最初からやり直すことになるので注意が必要です。
ローンに関する規約をパソコンやスマートフォンで、画面の説明に通りに確認・同意をすれば来店不要で契約まで完結します。
手続きが終われば、購入店に金融機関から借入金が口座に振り込まれます。
この記事のまとめ
- 車やバイクを購入する時に利用する分割払い(ローン)は、購入店で提携している金融機関のローンを利用するより、銀行のマイカーローンを利用する方が金利が安いのでおすすめです。
- 一般的に、購入店でローンを組むより半分の金利で利用できます。
- 車やバイクの購入費用が高いほど、金利の差額が大きくなるので、銀行のマイカーローンをおすすめします。
